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医療又は福祉の増進を図る活動 Japan Medical Welfare Council

ラドンを吸い込むとradon

5.がんのリスクは年齢によらない

 2013年11月14日に衆議院議員会館での講演会で米国Fox Chase がんセンターのMohan Doss博士の画期的な講演がありました(5)。博士は「放射線の正しい知識を普及する会」の招きで来日され国会議員の勉強会に参加されたのです。日本人の統計データを用いて、がんで死亡した方の検死体についての研究成果です。前癌細胞の健全な細胞に対する割合は50歳代から90歳代にわたって殆ど変わらない(がんのリスクは年齢によらない)にも拘らず、がん死の統計は50歳代から90歳代にかけて指数関数的に増加する事実は、免疫効果の年齢による劣化以外に説明できないとの講演内容でした。免疫能力は50歳代と90歳代では10倍程度の開きがあるようです。このことは前癌細胞、即ちDNAの損傷から生じる結果だけではがんには至らないことを示しています。あるレベルまでの低放射線影響は免疫強化の働きを促すわけですから、低線量放射線はがんの予防に効果があるのではないかと想像されます。